電車に揺られて@明大前駅行き

電車通学の合間に読んだ本について感想を綴る非充実系日記

ダダ・シュルレアリスムの時代

ダダ・シュルレアリスムの時代 (ちくま学芸文庫)ダダ・シュルレアリスムの時代 (ちくま学芸文庫)
塚原 史

筑摩書房 2003-09
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ダダについては予備知識があったから、それなりに理解できた。
簡単に言うとダダイスムとはニヒリズムな芸術運動。
本書ではチューリッヒ・ダダの中心人物であるトリスタン・ツァラに焦点をあてている。


橋がおまえのあわれな肉体を引き裂く大きな肉体が

銀河のハサミが想い出を緑色のかたちに切り抜く

ひとつの方向いつも同じ方向をめざして

大きくなるいつも大きくなる

きみは苦しそうにパイプをくわえて夜になるとぼくの歯はもっと白く光る金庫のなかでは星がさかんにうごめき石の上の黄色い火を消化するぼくの兄弟

(「ぼくにだけさわれぼくにだけさわれ」)


新聞記事の切り抜きを帽子の中にいれ、ござまぜにして適当に貼り付けて作った詩。
ダダの企ての1つに「言語解放」があって、このダダの詩は詩を読む人にではなく
詩を作る人に対する挑戦状と解すらしい。なるほどー。


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  • 2008/08/25(月) 20:58:23 |
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