電車に揺られて@明大前駅行き

電車通学の合間に読んだ本について感想を綴る非充実系日記

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じぶん・この不思議な存在

バイト先の挨拶が難しい。朝からシフトで入ってる時は普通に「おはようございます」で良いんだけど、夕方から入るとなると「おはよう〜」なのか「こんばんは」なのか迷う。
なぜか「おはよう〜」の方がしっくるくるから不思議。

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)
鷲田 清一

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読了後は全体的にぼやけた感想しかない。ので
「ああ、なるほど」と妙に納得してしまう印象に残った部分を抽出。


わたしたちは知らないあいだにいろんなものを失っている。失いながら生きていく。
いまじぶんにできることのうちからどれかを選ぶことが生きることなら、
生きるということはそれ以外のいくつかのなしえたかもしれないことを棄てていくということだ。
わたしたちが失ったもの。そうでありえたかもしれないじぶん、でももうそうはなれないじぶん。

(P28より)


「結婚したらどんな家庭をもちたいですか?子どもは何人ほしいですか?」
「退職後はどんなことをしたいですか?」・・・・・・なにがききたいのか、
魂胆が見え透いているようで、しかしいざその問いをじぶんに向けてみると、
きいている本人がいの一番に不安になる、そうした声が、
わたしたちにどうも一生つきまとって離れないみたいだ。
けれども、ほんとうは、それはわたしじしんの声なのかもしれない。

(P80より)


しかし、わかりやすいっていうのは、きっと死ぬほどたいくつなはずだ。
存在が不可解である、意味が不確定であるからこそ、わたしたちはそれに魅かれる。恋愛だって、賭け事だって、学問だって、ひとがのめり込むのは、
それを前にしていると、じぶんの淵から、なにか理解できないもの、
じぶんではコントロールできないものが押し寄せてくるからだ。
わかった顔をしている人よりは、ぼうぜんとしていて、
「わからない・・・」とつぶやく無防備なひとのほうが、たぶん信用できる。

(P84より)


昨日のおやすみBGM♪
Fluxy/The Early November

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  • 2008/09/26(金) 03:22:24 |
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